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フラッシュメモリー

 【20//2012】

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序章
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探究心、好奇心、向上心。

それらは常にいい方向に行くとは限らない。

時には抑えなくてはいけない欲求である。


私はそのときは気づかなかった。
そのとき抑えておくべきものだったことを・・・


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第1章  取得
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夕方、空が曇り風が冷たくなってきた。
一雨降りそうな風が体にまとわりつく。

遠くの空では雷が光、少し遅れて雷鳴が鳴る。
音も小さくまだ遠いことを感じた。

私は橋を渡りのこり100メートルほど先の自宅を目指す。

橋を渡ると、小さな公園があり公園の外縁には背の低い白いレンガの花壇がある。


その白いレンガに黒い染みのようなものが目にとまった。


もう一度見てみると、小さいな黒いケースのようなものだった。

気になって手にとって見るとカバーが外れ、USBメモリーだということがすぐにわかった。

USBメモリー。
それは、小型のデータを記憶する媒体である。
小型とはいえ数ギガバイトの容量のデータが入り、持ち運びに便利な代物である。

おそらく誰かの落し物だろう。

幸い、公園のすぐ裏に交番がある。

こういったときはなぜか親切心が走る私である。
親切心とはちょっと違うかもしれない。

私は小さいころから『拾ったものは交番に届けなさい』といわれてきた。
そして、はじめて届けたのが公園の砂場で拾った1円玉だ。

たったの1円だま。

今思うと届けるまでもない金額だが、それを交番に届けたとき交番のおまわりさんに褒められたのがきっかけだと思う。

USBメモリーを手に取ったところで雨粒が落ちてきた。

一滴の冷たさから、かなり本降りになることを予感した。

交番は公園からすぐ裏とはいえ、ここから自宅までの距離の倍はある。

ここは一度家に戻り、コンビニに行くときにでもついでに届ける。ということにしてUSBメモリーをポケットにいれた。

自宅アパートの階段を上がっていく途中に雨はとうとう本降りとなってきた。

階段のちょっとの間で私はびしょ濡れになってしまった。

バケツを返した・・・とはよくいったものだ。


私は部屋に戻り、濡れた服を脱ぎ捨て、部屋着に着替える。
テレビをつけて、腰を下ろしゆっくりする体制をとった。

テレビは見ているわけでもなくなんとなくつけているだけ。

パソコンの電源を入れて、起動する間にコーヒーを入れる。

私の日課というかクセのようなものである。

インスタントコーヒーにお湯を注いだところで気がついた。そういえばミルクが切れていたのだ。
あとでコンビニに行くとき忘れないようにしなくては。

コーヒーを入れ終わるとちょうどパソコンの起動が完了した。

ここで日課であるブログの更新の時間だ。
毎日特に代わり映えのしないブログ、知らない人が見ても興味をそそらない内容。
1日のアクセス数は2桁ほどだが、文章を書くのが楽しくて続けている。
また、ときどきくれるコメントでのやりとりも結構楽しいのだ。

他愛のない日常を綴ったブログを書くにも小一時間はかかったりする。
気がつくと夜の8時を回っていた。

私はパソコンをスリープ状態にしコンビニに向かった。
夕飯にコンビニ弁当も日課に近いものがある。

コンビニ到着してふと思い出したのが、ミルクが切れていること。
忘れるところだった。

コーヒー用のミルクをかごに入れ、お弁当を選びレジへ。
会計を済ませ自宅へ向かう。


帰り道あの公園で拾ったUSBメモリーを思い出した。

そうだった、あとで届けるつもりだった。


自分の物忘れを恨みはしないが、面倒が増えたなぁって感じだった。

家に帰り再びパソコンを起動し、コンビニ弁当を食べる準備をする。
それと同時に忘れないようにと、雨で濡れた服のポケットからUSBメモリーを取り出し机に置く。

パソコンでいろいろと調べ物をしながらコンビニ弁当を食す。

時折、USBメモリーに目をやりながらふと思ったのが、この中には何が入っているのだろうかという思うが駆け巡る。

おそらくはエクセルやワードなどのデータであろう。
誰かの悪戯でウイルスなんか入っているかも?
あるいは誰か他の人には見せられない恥ずかしい画像ファイルでも入っているのかなwww
とか思っていた。

弁当を完食し食休みをしながら、やはりこのUSBメモリーの中身を見てみたいという衝動に駆られてきた。

特に恥ずかしい画像ファイルかもという期待が胸を膨らませていた。

ただもしかしたら本当にウイルスなんかが入っているかもという不安も拭い去れなかった。



気がついたら、パソコンのUSBポートにUSBメモリーを差し込んでいた。


パソコンが読み込みを開始する。


フォルダを開いてみるといくつかのフォルダが入っていた。

タイトルが、『仕事用』『参考資料』『極秘』である。

ピンときた。

やはりこれはエロ画像用のUSBメモリーだ。

この手のファルダ名は家族がいる人の隠蔽術だということを私は知っている。
なぜ知っているかって・・・


まず仕事用のファルダを開いてみる。
エクセルやワード関連のファイルがびっしり詰まっている。

次に参考資料のフォルダを開いてみる。
こっちには画像ファイルがたくさん入っている。

『ビンゴ!!』心の中で叫んでしまった。

まだ画像ファイルは開かず最後の極秘のフォルダを開いてみる。
しかしこのフォルダには何も入っていなかった。

まさか隠しファイル?フフ、そんなので私はごまかされませんよといわんばかりに隠しファイルを表示させてみると現れた1つのフォルダ。

やはりか!!甘いなっ!!と心の中でつぶやく。


しかし甘かったのは私の方だった。
そのフォルダにはパスワードがかけられたあった。

どう考えても解くことができないだろう。どれだけエロイ画像入ってんだよ!!

と思いながら、前の参考資料のフォルダを開く。

こっちの画像で我慢してやるぜといわんばかりに画像ファイルを開いてみる。

そこに現れたのは普通の風景を撮った写真のファイルだった。

がっかりにもほどがある。

ファイル名を確認すると『2012_01_04_11_23a』そういったファイル名だった。
どうやら日付と時間を表したものだろうというものは想像ついた。

もしかしたら私はとんでもない勘違いをしていたのかもしれない。

本当に普通に仕事用に使うファイルの入れただけのものだったりする。

世の中とはそんなものだ。
想像通りのことが起こることなんてめったにない。

そんなことを思いながら、画像ファイルを次へ次へと送り眺めていた。

画像ファイル数は結構あり全部見るには時間がかかるだろう。
私は適当なところで見るのをやめた。

がっかりしながら、フォルダを閉じてパソコンの時計を見る。

すでに深夜を回っていた。

パソコンの電源を落とし、布団にはいる。

薄暗い天井を眺めながら、頭の中では先ほど見た画像がめぐっていた。

なにか違和感を感じていた。

それぞれの風景には統一性がまったくない。
山林の中の一部の景色であったり、ある部屋の一室であったり、ただ道路を写しただけのものだったり。

写真の撮り方も少し変だった。
何を撮ろうとしているのかわからない。
あきらかに風景を撮ろうとしているものではなかった。

私が感じたのはそう、警察ドラマなんかである証拠写真のようなイメージだった。

どうしようもなく気になってきてしまった。

おそらくは私の思い込みである。
こんなこと起こって欲しいとか思う願望が妄想になっているだけなのだろうが、やはり気になってしょうがない。

明日は休日、起きたら仕事用フォルダのファイルを見てみることにしよう。


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第2章  開かれた扉
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朝、起きると目が重い。
昨日は結構な時間パソコンを眺めていた。

シパシパする目を覚ますため洗面所に向かい、顔を洗う。

朝のコーヒーを入れ、テレビをつける。

適当にニュースを眺めながらパソコンのスイッチを入れる。


そう、今日の目的は昨日の続きだ。


さっそく仕事用のフォルダからエクセルのデータを開いてみた。

いくつかのファイルを開いてみたが、特に変わったところはない損益計算書や顧客名簿らしいリストだった。

次にワードのファイルを開いてみたが同じだった。
何かの企画書のようなものが入っていた。

だが、やはりここにも何か不自然さを感じる。

やはり統一感がない。

そこでネットでエクセルの顧客名簿らしいものにあった企業名をいくつか調べてみた。

ほとんどは存在しない企業だった。
一部は存在したが、おそらく名前がかぶっただけの内容は違うものだった。


やはりこのUSBメモリーは何かあると確信した。

キーポイントはやはりあのパスワード付きのフォルダだろう。

もしかしたら、これらのファイルの中にパスワードが隠されているのではないか。

もう一度ファイルを洗いざらい調べてみることにした。

しばらく調べていると、画像ファイル名の日付と時刻がワードエクセルの作成日時とリンクしていることがわかった。

その結果1つのワードが浮かびあがった。

『HONEY』

パスワードにこの文字を入力するとついにファルダにはいることができた。


そこには1つのテキストファイル。

開けてみると・・・







いやぁ実は先日USBメモリーを購入しました。

そこで思いついたのがこれ使って何か悪戯できないかということ。

ほら、友人宅にわざと置いてきて友人が開いたらビックリみたいな(笑)

もし見知らぬUSBメモリーが部屋にあったら・・・その中がなんかトラブルに巻き込まれそうになったら・・・みたいな設定を考えているうちにこんなものを書いてみました。

近いうちの黒歴史候補ですw


結構長い文章になりましたが最後までお付き合いありがとうございました。

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